風邪をひきやすい、風邪が長引くなど
お困りではありませんか?

薬に頼らず風邪をひかない強さ
ひいてもすぐに治せる力をつけたいなら
加古川の根本治療専門の当院へ
今すぐご相談下さい
新型コロナ感染症も同様です。


完全予約制 TEL 079-421-9353  

電話受付 午前9~午後1時 午後3~午後7時  休診 水/日曜午後 祝日 第3日曜

当院では全身調整により免疫力強化の治療を致します。
ウィルス別の治療ではないのでウィルスの種類は問いません。
気管支炎・慢性肺炎、肺マック症なども治療対象です。
予防的治療・体質改善・早期治療をご希望の方はご相談下さい。


感染症と鍼灸

感染症に鍼灸治療が有効なことをご存じですか?

現代では、鍼灸師養成学校のカリキュラムが
西洋医学的理論を主に構成されているため、
特別に修練した鍼灸師でなければ内科的疾患に対応することは難しく、
多くの鍼灸院の治療対象は肩こり・腰痛など
筋骨格系の疾患が主となります。

ですから
鍼灸治療は内科的疾患に有効である
ということを一般の方々にあまり知られていないことは、
致し方ないことではありますが、大変残念に思います。



薬石(やくせき)という言葉を聞かれたことはないでしょうか。
石とは鍼治療のことです。

制度上、西洋医学第一主義になる明治以前まで、
日本人の健康を守ってきたのは、漢方理論に基づく薬と鍼灸でした。

心身全体の機能的不調和を整え、全身の氣血の流れを改善し、
治癒力を高めることを治療目的とする本来の鍼灸治療においては
筋骨格系の疾患が適応疾患であることはもちろんのこと、
観血的外傷(出血を伴う外傷)以外の多くの病や不調が適応疾患となる
ということを知って頂きたいものです。

鍼灸治療は風邪や食中毒、帯状疱疹などの感染症にも有効なのです。


鍼灸治療は風邪などの感染症にも効果的!!


風邪と鍼灸

適切な鍼灸治療で心身の不調和を整えると
免疫力が強化され、風邪をひきにくく、
風邪をひいても速く治せる身体になってゆきます。



風邪(かぜ)という言葉自体が東洋医学に基づくものです。
専門的には「ふうじゃ」と読みます。

人体は冷えや疲労により、治癒力・免疫力が下がった時に体調を崩しやすくなります。
感染症もその一つです。

東洋医学では、病の原因を大きく次の3つにわけます。

内因    精神的問題  
外因    環境・気候の変化
不内外因  内因・外因以外の不養生



喜び(興奮)、思(思いつめる)、怒り、恐れ、不安などの
感情の偏りが、複合的な内臓の機能失調の原因になる
ことを指しています。

持って生まれた体質・性質(素因)も関係しますが、
多くの場合、日頃の思考習慣、
すなわち価値観・先入観・常識、あるいは過去の精神的トラウマなど
柔軟な精神性を束縛する制限的な信念が影響している場合も少なくありません。




食べ過ぎ・呑み過ぎ、働き過ぎ、怠けすぎ、外傷、性生活の乱れなどがあります。
食べすぎによる胃腸の機能低下から起こる風邪も少なくありません。

さらに当院では、立ち方・歩き方・座り方などの基本的な身体の使い方や
姿勢、発声などの運動習慣の問題を重視致します。




風、寒、暑、湿、燥(乾燥)などの外気が病の原因となる
ということです。
感染症の直接的原因となり得ます。
もちろん現代医学的には細菌・ウィルスも外気にあたります。

健康な時はそれらの外気に対抗できます。
しかし、治癒力、免疫力が下がっている時には
同じ外気に対抗できず、

湿気によって不調が起こる時は湿気は「湿邪(しつじゃ)」に
熱気によって不調が起こる時は熱気は「熱邪(ねつじゃ)」に
寒気によって不調が起こる時は寒気は「寒邪(かんじゃ)」に
というように
外気は不調を引き起こす「邪」となってしまう のです。



風邪(ふうじゃ)は風によって起こる不調ですから、
現代でいう空気感染(飛沫感染・飛沫核感染)に相当します。
身体の反応からの視点なので、実質的には空気感染以外の
その他の感染経路(接触感染)による感染も含まれます。

つまり、
外気自体が根本原因ではなく、それはあくまできっかけに過ぎない
ということです。



典型的な例として帯状疱疹は感染症といっても外気の問題ではありません。
日頃から体内に潜在するヘルペスウィルスによる感染症であり、
精神的ストレス(内因)や疲労(不内外因)をきっかけに発症します。



問題はあくまで治癒力・免疫力の低下そのもの ということですね。



この症状にはこの薬、あの症状にはこの薬という風邪薬は
あくまで対症療法です。
それはそれで有効な面ももちろんありますし、必要な場合もありますが、
薬に頼りすぎることは却って免疫力・治癒力を下げてしまう
ことにもつながります。

しょっちゅう風邪をひいている人、
一度ひいたらずるずるといつまでも症状が取れず長引く人に
起こっていることはそういうことです。



くしゃみ、鼻水、咳、発熱などの症状は、
他のあらゆる病における症状と同様、
その時点での治癒力の発現そのもの、
つまり身体の自ら治ろうとする働きによるものです。

治ろうとする働き・力を徒に薬で抑え込んでいると身体が鈍り、
弱っていってしまうのは当然のことと言えるでしょう。

さて、東洋医学、漢方鍼灸においては
症状を抑えるのではなく、
症状を出さなくても良い状態へと心身を整えること、
すなわち
低下した治癒力を高めること・回復させることが治療目的ですから、
風邪だからといって特別なことをするわけではありません。

よく「風邪のツボ」「咳のツボ」「鼻水のツボ」などと行われている
いわゆるツボ療法は、東洋医学における対症療法であり、
一般の方々がご家庭でお灸などして頂く際に使用されるものです。
或いは他に手立てがなく対症療法的に対処するほかない時に使用されます。

問診と症状から推察し、「だったらあのツボが良いだろう」と
症状とツボとを結び付けて使うわけです。
漢方専門でない一般の西洋医が漢方薬を処方する場合も、
多くは症状とツムラ(製薬会社)の虎の巻とを単純に結び付けて
処方されることが少なくありません。
しかし、これではあくまで想像の域を出ない水準の診断による
治療とならざるを得ません。



症状が同じだからといって
身体の内部で起こっていることが同じとは限りません。
逆に同様の身体状況であっても違う症状が出てくる場合もあります。

よって本来の東洋医学では、
同じ症状であっても違う治療(同病異治)になることもあれば、
異なる症状であっても同じ治療(異病同治)になることもあるのです。


これは問診と症状から推察するのではなく、
厳密な診察・検査によって状態を見定め、
配穴(どういうツボをどう使うか)の効果を
治療前に患者の身体の反応を診て確認し、
その上で治療にあたるからです。



風邪の諸症状は直接的には主に肺気(呼吸器)の損傷、炎症によるものですが、
その背景には脾臓・腎臓など内臓の機能低下・機能失調による治癒力の低下状態があり、
また内臓から全身につながる気の流れの停滞があります。
その心身全体の機能的不調和をどこからどのように整えれば整うのか、
患者それぞれの元々の体質・体力をも鑑み、
それを診断することを東洋医学(漢方鍼灸)では

「証を立てる」 と言い、重視しています。

症状に従う対症療法であるツボ療法ではなく、
本来の東洋医学的鍼灸(漢方鍼灸)においては
この「証」に従って治療が進められます。



さらに当院では、例えば呼吸器の炎症ならば呼吸器のどこに炎症が起こっているのか、
気道なのか、気管支なのか、肺ならば左右どちらにもあるのか、
例えば右肺に炎症があるなら、肺の上部(上葉)・中部(中葉)・下部(下葉)のどこに炎症があるのか、
副鼻腔の炎症なら左右それぞれ3つある副鼻腔のどこに問題があるのか等、
厳密に診断した上で治療を行います。

不思議なもので治療法が同じだったとしても、
人体はより深く・より細かく理解(診断)されるほど、
治療に対する変化は深く大きくなる ので、
当院ではそのような厳密な診断を重視しています。



なお、症状とは治すための働きの現れであり、
同時に身体の異常を知らせる警報の役割を果たすものです。
根本治療はその元となる治癒力を高めるための治療 ですから、
病の深さ(病位)・病の勢い(病勢)並びに元々の体力の如何により、
治療後、そのまま症状が治まってゆく場合もあれば、
逆に一時的に症状が強くなる場合もにありますが
いずれにせよ、治りが速くなります。



また、

継続的に治療することで、
風邪を引きやすい方、風邪症状がダラダラ長引く方も
風邪を引きにくく、風邪を引いても速く治せる身体になってゆきます。

くしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳・のどの痛み・食欲不振・下痢・嗄声(声枯れ)・倦怠感その他
発熱時でも治療は可能 です。
※時節柄、発熱時のご来院は現在お控え頂いております(2020年4月追記)



ウィルスに対抗する免疫力強化のための治療ですから、
ウィルスの種類は関係ありません。
風邪・インフルエンザ・麻疹・おたふくかぜ・百日咳・手足口病、
従来のコロナ、新コロナそのほか原因不明の微熱が続く場合など、
お気軽にご相談ください。

※高熱時など動くより横になっていたい時は、
お身体がそのように休息を促している状態ですから、
お身体の要求に従ってください。

風邪の予防・治療なら加古川市の鍼灸治療院きさらぎへ

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電話受付 午前9~午後1時 午後3~午後7時  休診 水/日曜午後 祝日 第3日曜
当日予約可(初診の当日予約は平日のみ可)


なお、症状に捉われ、心が不安定になると治癒力は低下し、
治療効果は阻害されます。
治癒力が向上し、身体がきちんと異常を治してくれる
時間的猶予を与え、待つことができる心の余裕を保てるよう、
治療目的を理解しましょう。


近郊の高砂市・姫路市・明石市・小野市・三木市・播磨町・稲美町
神戸市(西区)や大阪・奈良・京都など県外からも多数ご来院中!!

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院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー  
さらに詳しいプロフィールはこちら


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