関節リウマチとは

関節リウマチは免疫系の異常により免疫システムが自分の身体を攻撃・破壊してしまう
いわゆる膠原病自己免疫疾患)のひとつで、
主に手指・手関節などの腫れ・痛み・強張りから発症し、やがて骨・関節の変形をきたす病です。
発熱倦怠感体重減少食欲不振などの全身症状を伴う場合もあります。

西洋医学的に原因は不明で、遺伝的要素に過労精神的ストレストラウマ
出産外傷、細菌・ウィルスの感染など
様々な要因が引き金になって発症すると考えられています。
男女別では約4倍、女性に多い疾患でもあります。

膠原病はリウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、
  皮膚筋炎・多発性筋炎、強皮症など自己免疫疾患の総称


関節リウマチ  東洋医学的考察

東洋医学では関節炎や関節痛を「痺症」と呼びます。

古典医学書の『素問・痺論』
「黄帝問いて曰く、痺これいずくんぞ生ずるや。
 岐伯こたえて曰く、風寒湿交わり至りて合して痺となすや。」

つまるところ、「痺症」の原因は風寒湿の問題である ということ。
何らかの原因で弱った身体に外邪(風、寒、湿、熱など)が侵入することで
関節部や筋肉に痺れや痛み、強張りなどの症状が現れ、「痺証」になるというわけです。

なお痺証には

  • 慢性関節炎
  • 腱鞘炎
  • 座骨神経痛
  • 頚椎症
  • 五十肩
  • 痛風、
  • 神経痛
    など関節リウマチ以外の疾患も含まれます。
    西洋医学とは病への着眼点が違うことにご留意ください。

痺証の分類

痺証は侵入する邪の種類により主に次の3つに大別されます。

  • 風痺(風邪によって生じる痺証)
    肝の弱い体質、肝の不調のある人に生じやすい
    症状の出る部位が一定でなく、行痺とも言う。他の痺証と比べ痛みは少ない
  • 寒痺(寒邪によって生じる痺証)
    腎の弱い体質、水分代謝の悪い人や冷えの強い人などに生じやすい
    症状の出る部位が固定的で、痛みが強く痛痺とも言う。
  • 湿痺(湿邪によって生じる)痺証
    肌肉に水分の多い体質、脾胃の弱い体質、脾胃の不調のある人に生じやすい。
    粘っこい湿邪により患部が固定化しやすく、着痺ともいう。
    腫れ・痛みが慢性化しやすい。雨天・曇天など湿度が高くなると増悪しやすい。
    関節リウマチでは最も多い。


関節リウマチと鍼灸

人体は常に内臓(六臓六腑)の機能的均衡を保ちながら健康を保とうとしています。
何らかの原因で内臓の機能的バランスが生じると様々な不調が起こり、病へと進行していくと
東洋医学では考えます。

風・寒・湿などの外邪は病の外因と言われ、根本原因ではなく、それはあくまで増悪因子であり、
問題は内因(身体側の異常)なのです。

東洋医学的鍼灸治療は
どのように内臓全体の機能的バランスが崩れているのか、
内臓から生じ全身を巡る経絡(気の流れる経路)にどのような異常が出ているか、
気血水の停滞・不足のバランスや程度はどうなっているのか
元々の体質(どの臓器を中心に健康を保つタイプか)はどうかなど
総合的に診断し、心身全体の不調和を正すよう治療してゆきます。

【関節リウマチ】と病院で診断されていても、
人ぞれぞれ病態や体質、日常的な問題(環境、習慣、ストレスなど)などすべて違いますので
「関節リウマチの治療」をするわけでないのです。

関節リウマチという症状を発症しているお一人お一人のお身体全体の状態に応じて、
その時点時点で最も必要な治療をし、
お身体本来の治癒力の回復、免疫力の正常化を促してゆくばかりです。


関節リウマチの予後

変形してしまった骨・関節を治すことはできません。
しかし、痛み・腫れの原因となる気血水(身体全体を流れるエネルギー)の流れを整えることで
痛み・腫れの改善・緩和、病の進行の予防を図ることができます。

合う薬との併用ならば、より治療効果を上げることも期待できます。


養生の大事

遺伝的要素以外の心身のストレスは養生次第で改善でき、予後を明るくすることに繋がります。

○思考・精神習慣
 完璧主義 悲観主義 被害者意識が強い 過去のトラウマなど
○食習慣
 過食、偏食、喫煙、合わない薬・強い薬の常用など
○姿勢・運動習慣
 不良姿勢、運動不足、無駄な力み癖、呼吸が浅い など

当院ではただ治療を受けて頂くだけでなく、
改善可能な問題についてご本人の理解を深めて頂けるよう心掛けています。
お身体の状況に応じて必要・有効な養生法やエクササイズなどもお伝えしていますので
是非積極的に取り組んでみてください。


関節の痛み・腫れでお悩みの方は
加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎへお気軽にご相談下さい。

加古川 鍼灸治療院きさらぎ , 電話受付する白衣の男性

 TEL 079-421-9353  

電話受付 午前9~午後1時 午後3~午後7時 
休  診 水・日の曜午後 祝日 第3日曜
治療中はすぐに電話に出られません。
長めにお呼び出し下さるか 
お手数ですが、時間を置いておかけ直し下さい。   

院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー  
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