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★★★加古川市の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ

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パーキンソン病と鍼灸

パーキンソン病とは

  • 振戦(ふるえ)
     安静にしている時に手や足が細かく震える
  • 動作緩慢
     動作が遅く小さくゆっくりになる 歩く速度が遅く、歩幅が小さくなる
  • 筋固縮
     筋肉が硬くなり、関節がねめらかに動かない
  • 姿勢保持障害
     バランスを保ちづらく、転びやすくなる
    など運動症状を主とする病気難病に指定されています。
    50歳以上など中年期以降に発症する傾向があります。
    40歳以下で起こる場合、若年性パーキンソン病と呼ばれます。

原因 
〇脳の障害
運動機能を調節する神経伝達物質(ドーパミン)をつくるドパミン神経の減少により
ドーパミンが不足することで運動障害が起こります。
何故ドパミン神経が減少するのかは分かっていません。

パーキンソン病が進行すると
ドパミン神経の減少に加え、他の中枢神経や自律神経にも影響が及び、
運動障害に加え、精神症状や自律神経の障害があらわれることもあります。

精神症状

  • 気分が晴れない(うつ)
  • 興味・意欲の低下
  • 仮面用顔貌(表情が乏しくなる)
  • 幻覚

自律神経障害

  • 便秘
  • 頻尿
  • 多汗・自汗
  • 脂顔(顔が脂ぎる)
  • 垂涎(よだれ)
  • 易疲労
  • 嗅覚障害
  • 味覚障害
  • 睡眠障害
  • 開眼失行(目を開けていられない、目を開けづらい)
  • 羞明(過剰に眩しさを感じる)
  • 起立性低血圧 (立ちくらみ)、めまい
  • 性機能障害

パーキンソン症候群とは

パーキンソン症候群とは、上記パーキンソン病と同様の症状を呈しつつも、
パーキンソン病とは原因の違う病気の総称です。

【特定疾患】
進行性核上麻痺
大脳皮質基底核変性症(大脳皮質基底核症候群)
多系統萎縮症
など

脳血管性パーキンソニズム
多発性ラクナ梗塞
慢性硬膜下血腫
正常圧水頭症
薬剤性パーキンソン症候群
その他

症状は同じでも原因は違うということです。
「この症状にはこのツボ」などという治療はあり得ないということです。


東洋医学的考察

パーキンソン病は脳の障害ですが、
東洋医学では脳は「髄の海」と呼ばれ、
腎の臓(西洋医学の腎臓とイコールではなく、もっと広い概念です)と
最も関係が深いと考えられます。

腎には気・血・津液の材料となる精を貯蔵する働きがあり、
この働きを蔵精(ぞうせい)と呼びます。
腎が蓄えている精が髄を生じ、髄が脳を養うとされます。
腎が弱れば脳を充分に養う・栄養することができないため、
様々な脳神経疾患が発症すると考えられます。
パーキンソン病もそのひとつです。
腎虚(腎の弱り)になると熱が発生し、脳に影響を与えるとも言えます。

また肝の働きも重要です。
肝は血の蔵し、腎は精を蔵しますが血は精から作られます。
そのため腎精が不足すれば、肝血の不足が起こり、
肝腎ともに陰気(身体を冷やし、安静に保ち、回復に働く)が不足する陰虚という状態となります。
肝腎ともに弱った状態を肝虚といい、肝虚により発生した熱が制御できなくなると、
その熱が脳に及びます。
脳疾患の多くは、腎虚や肝虚によって生じた熱によって生じると考えられます。

また肝虚により筋肉を養うことができなくなると(肝は筋肉を司ります)、
手足の震えにつながります。


東洋医学では内臓(六蔵六腑)が機能的にバランスを取り合っていると考えられますが、
気血の生成は六臓の一つである脾(ひ)の臓が司ります。
そのため脾が弱れば気血が不足します。

脾と腎は互いに補いあう関係にあり、
腎は脾から補給される気血によって正常に働くことができ、
脾は腎に温められることで食べ物から気血を作り出すことが出来ます。
気血の生成には腎と脾が深く関わっているのです。

例えば右手の振戦は右手のどこかに気血の停滞があり、よって気血の不足が起こることが
直接的原因ですが、その背景には脳の異常とともの内臓の機能低下があるということです。
症状だけをみて治療していても対症療法にしかならないのです。
当院が症状別治療・病名別治療はしないという所以です。

振戦(手の震え)について

なお、手のふるえ(振戦)は直接的には
気血が不足・停滞のために起こると考えられます。
これはパーキンソン病に限りません。
手の震え=パーキンソン病、ではないのです。

寒くて体温が下がるの防ぎ、身体を温めるために身体が震えるのと同じように
大きな静脈のどこかで血管の詰まりがあれば、
より多くの血液を送らんとして生理的に筋肉の収縮運動が活発になります。
結果として「振戦」が生じます。

筋肉の硬直により静脈が圧迫され、血液の流れが阻害される、
その状況を改善するために「手の震え」という症状が生じるのです。

症状とは必要があって生じるもの、治癒力の発現なのだ、
ということを理解することがとても大切です。


当院での鍼灸治療

上記の説明のように「パーキンソン病」といっても
その原因や病態は腎・肝・脾など内臓の機能的バランスの上にありますから
アプローチの仕方は人それぞれ違います。

「パーキンソン病にはこのツボ」などといった定型的な治療をするのではなく、
それぞれの方の病態・体質・体力・体調に応じて治療してゆきます。

パーキンソン病とは原因の異なるパーキンソン症候群においても同様です。

心身全体の機能失調状態を把握し、心身全体の調整を図ることで、
その人本来の治癒力がその時点時点で最も発揮できるように
治療してゆくのです。

パーキンソン病は難病指定疾患です。
定期的な治療、ある程度の治療頻度は必要となりますが、
希望を持ってご相談下さい。

根本治療なら加古川市の鍼灸治療院きさらぎへ

〇より速く健康になるために

当院では心身全体の不調和を整え、
あなた本来の治癒力を引き出すための根本治療を提供しています。

さらに当院では、より根本的な原因の改善をするために、
病の原因となるご本人の姿勢・運動習慣、食習慣、精神習慣(思考習慣)の
問題点にもアプローチし、
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生活習慣の改善、即ち養生はご本人にしか出来ないからです。


同じ治療を受けても依存的に治療を受けている人と
「治すために自分で出来ることは何でもしよう」とする人とでは
当然治療経過は変わってきます。

治そうというエネルギーの高い人ほど治りは速く、
治してもらおうというエネルギーの高い人ほど治りは遅くなるのです。

後者の方は、問題ある生活習慣の改善、養生に励みません。
言い換えると「治さないことにエネルギーを使う」からです。
「良くない習慣を続けることにエネルギーを使う」からです。
どこでどんな治療を受けてもお金と時間の無駄となるでしょう。
心当たりはありませんか?



当院は医療に依存的な方を増やしたくありません。
大抵の不調は自ら治せる人を増やしたいのです。

健やかな未来のために一歩踏み出してみませんか?

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本気のあなたの味方です。

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院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー  
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