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アトピー・喘息などのアレルギー疾患で
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条件があります。それは何だと思いますか?
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アトピーと漢方鍼灸
西洋医学においてアトピー性皮膚炎と呼ばれる疾患の「アトピー」とは、
「奇妙な、よく分からない」という意味のギリシャ語です。
つまりアトピー性皮膚炎という病名は、西洋医学的には「よく分からない皮膚炎」
という事になります。
実際、原因について色々と説はあるようですが決定的なものはなく、
それゆえに病院での治療の多くはステロイド剤などで皮膚のかゆみ、ただれ、
湿疹などの症状を抑えることに費やされています。
患者さんはその症状に苦しんでおられるのですから、
症状を抑えその苦しみから解放するということは勿論意味があることですが、
これはあくまで症状に対する治療であって、
症状を生み出す病態そのものの治療とはいえません。
事実ステロイド剤は使うほどに効果が薄れ、
更に強いステロイド剤を使用する必要が出てきます。
強制的に症状を押さえ込むという事は、
逆に病の根を深めていくこと
なのです。
何故なら
「症状とは治ろうとする身体の働き」 だからです。
治ろうとする力を抑え込んでいては治るはずもありません。
使うほどに病の根を深め、結果さらに強いステロイド剤が必要になるという悪循環。
この悪循環から抜け出すためにステロイド剤の使用を止めると、
ステロイド剤の使用量が多く、試用期間が長いほど
より強いリバウンドに苦しむことになります。
何故なら 症状とは自然治癒力の現れ ですから、
これを抑え込んでいたステロイド剤の使用を中止すれば、
「治ろう」とする働きが表に現れてくるため、
結果症状も強く現れることになるからです。
さらにはステロイド剤の影響は体内に蓄積し、
内臓を疲弊させその機能を低下せしめます。
この蓄積されたステロイドの影響を解消しようとするため、
本来の病の影響以上に症状が顕著に現れることになるのです。
アトピー症状の意味 東洋医学的見方
アトピー性皮膚炎の症状、すなわち皮膚の痒み、赤み、ただれ、
湿疹などは直接的には 熱の停滞 により起こります。
つまりは血行不良です。
健康な身体では、生命活動を通じて体内で生み出された熱は、
皮膚面から適宜放散され、体内は程よい温度に保たれます。
しかし、何らかの原因で気が滞り、水分の代謝が悪くなると
体内に余分な熱が増加してゆきます。
この熱を上手に発散することができずに熱と水分が滞ることにより、
体内特に皮下は言わば蒸し風呂状態になります。
痒み、湿疹などの症状はこの熱をどうにかして外に排出しようとする
身体の働きの顕現なのであって、症状それ自体が悪いわけでは決してないのです。
この病理はアトピー性皮膚炎に限ったものではありません。
喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症
などといった呼吸器系の疾患の病理も基本的には同じです。
内攻した熱が身体の何処で滞っているかで、
症状の出方が違うだけなのです。
アトピーと気候
アトピーは冬から春の変わり目、梅雨時、
夏から秋の変わり目などに悪化する傾向があります。
どうしてでしょうか?
それは前項で述べた熱と水分とに関わりがあります。
人の心身というものは、
常に気候や季節に合わせて変化しつつ存在しているものです。
たとえば冬の身体は必要以上に体熱を放散しないように
言わば閉じた身体になっています。
春が近づくと冬の閉じた身体は徐々に開いてゆき、
体熱を外へ外へと放散し始めます。
しかし、この熱の放散が上手にできずにいると
皮下に滞る熱が増えてしまいます。
そのために湿疹等の症状が強く現れることになるのです。
秋はどうでしょうか?
熱をどんどん放出しやすいように開いていた夏の体は、
秋に向け徐々に熱の放散を控えるようになります。
この放散しなくなった熱と元々停滞していた熱とが
皮下でぶつかることにより、症状が悪化するのです。
梅雨時に限らず湿気が多い日に悪化するのは、
体内の水分と熱が元々多いために、
湿度の高い外気に触れて体内が蒸れるからです。
少しでもその熱を発散するために症状が強くなるのです。
因みに、特に夏場に増加する 蕁麻疹(じんましん)や
掌蹠膿庖症(掌が熱くかゆくなったり、湿疹ができる) なども
同じく 湿熱 によるものです。
外気温の高まりに上手く対応できないことで起こります。
またアトピー性皮膚炎の方は、
汗をかくのが下手な人が少なくありませんが、
逆にダラダラとよく汗をかいてしまう人もいます。
これも体内の余分な熱を発散するためです。
サラッとした汗ではなくジメジメヌルヌルとした汗が特徴ですが、
常に汗腺が開いた状態になり、
汗腺を閉じる働きが低下するので皮膚に潤いが無くなってきます。
そのため乾燥した冬場には皮膚のかさつき、ひび割れなどの
症状が増えることになるのです。
つまりは、アトピー性皮膚炎という症状、
その他 喘息、花粉症 など皮膚や呼吸器の慢性疾患をお持ちの方は、
季節・気候の変化に細やかに対応する力が鈍り低下している
ということが言えるでしょう。
いづれにせよ、症状自体は心身の不調の結果であり、
その不調を改善しようとするその時点での治癒力の発現そのものなのですから、
無理やり抑え込んだり、憎んだりする対象ではないのです。
症状自体はいつであれ正常 ということをよくよく理解することがとても大切です。
アトピーと食事
アトピー性皮膚炎は、食事によってもその症状が
悪化しやすいことが知られていますが、何故でしょうか?
それは胃腸が弱い、あるいは胃腸に負担がかかっているからです。
中には「私は胃腸は丈夫」と思っていらっしゃる方もいますが、
沢山食べられるから胃は丈夫、な訳でもありません。
胃の働きを制御する脾臓の機能低下により、
必要もないのに食べてしまっている、ということも少なくないのです。
便通があるから大腸の働きが良いとは限りません。
大腸の機能が低下しており、体内で産まれた老廃物を便通によって
処理しきれていないから、それが皮膚症状として顕れるのです。
またお通じの問題だけでなく、消化によって生まれる熱の処理能力
という点からも考えなくてはなりません。
牛肉・豚肉・卵など高蛋白な食べ物や揚げ物など
脂肪・油の多い食品により症状が悪化するのは、
それだけの高エネルギーを処理しきれないからです。
またパンや米、白砂糖などを食べて症状が悪化するのは、
元々水分代謝の悪い体に炭水化物や糖分を摂りこむことで、
水分がより停滞し熱が発生するためです。
香辛料など身体を一時的に温める効果の高い素材も、使い方を間違えると
結果的に身体を冷やすことにつながってゆきますので、使い方に注意が必要です。
この疾患に限らず、日頃の食生活が起因となる病は少なくありませんし、
直接的原因ではなくても、病状を悪化させたり、治癒への阻害的影響を与えていることはよくあることです。
中でも過食は最も頻繁に見られる問題点です。
これは絶対量の問題ではなく、
活動量(エネルギー消費量)に対しての相対的な食べ過ぎです。
栄養バランスの良い食事であっても食べ過ぎれば胃腸の負担となります。
さらに
慢性的な食べすぎは、肝臓や腎臓など他の臓器にも負担をかけます。
肝臓・腎臓が機能的に低下するということは、
分解・解毒・排泄が不十分になるということですから、
その分治りは悪くなるということです。
また消化力は夜は日中よりも低下します。
夕食に食べ過ぎたり、寝る前に食べたりしていると、
睡眠が浅くなり、内臓は疲弊し、回復力・自己調整力は低下してしまいます。
さらにはコンビニなどで売られている化学調味料や添加物・保存料を含む食品、
マーガリンを使用したパン、
人工甘味料の入った飲み物やお菓子は肝臓・腎臓に確実に負担となり、
治癒を遅らせますので注意しましょう。
ストレスになるほど神経質に食事制限をすることはありませんが、
無理の無い程度に摂生することが大切です。
マクロビオティックなど食養生の方法は色々ありますが
あまり頭でっかちにならずに、
「舌の好みではなく身体の声をよく聴いて、
身体の欲するものを必要なだけ食す」ことが肝要です。
ここで問題となるのが、その身体からの声を聴く耳を
あなたが持っているか、ということです。
現代人は多くの人がこの感覚が鈍っています。
それゆえに現れては消える雑多な情報に右往左往してしまうのです。
症状ではなく、身体としっかり向き合うこと。
そしてその声なき声に耳を傾け、気づいてゆける繊細な感覚を育てることが
とてもとても大切です。
アトピーと機能障害を伴う身体の歪みの問題
アトピー性皮膚炎の原因について、
東洋医学的・内科的な見地から説明してまいりましたが、
もう一つ見過ごせない問題が残ります。
それは 身体の歪みと硬直 です。
本来あるべき有機的な身体の連動性が低い状態 とも言えます。
「身体のしなやかさがない」と言った方が分かり良いでしょうか。
この疾患の患者さんに限ったことではありませんが、
アトピーの患者さんの腰は反りが少なく(或いは反り過ぎ)、
背骨全体の弾力が乏しいのです。
そしてこれに伴い肩甲骨が硬直し、肋骨が下に下がって
本来の動きの幅が制限されています。
背骨がしなやかに動かず、肋骨の柔軟性も低下しているので、
胸郭の動きが悪く呼吸が浅いのです。
喘息の方も同様です。
呼吸が浅いということは、東洋医学的に観れば
全身の気を動かし、水を流し、皮膚を守る働きを持つ 肺気 の働きが
低下している状態であると言えます。
肺気が巡らないために気や水分が停滞するのです。
また腰の硬直、そしてそれを支える骨盤の歪みと硬直は、
その中にある大腸の働きに影響を与えていると考えられます。
老廃物を処理する力が低下するため、体内の気血や水分が
澱みやすくなるのは想像に難くないでしょう。
大腸の機能的失調は皮膚に影響を与えます。
便秘になると肌が荒れたりすることは多くの方が
経験されているのではないでしょうか。
因みにこの肺と大腸は東洋医学的には一つのグループとして考えられています。
面白いことに神経発生学的にもこの二つの臓器は
同じ胚から発生することが知られています。
小児喘息や小児のアトピー性皮膚炎の治療の一環としてよく水泳が推奨されますが、
これは水泳によって強制的に肺を働かせ、且つ腰を中心として
背骨全体と肩甲骨・肋骨の柔軟性との連動性を高めることが、
呼吸器を訓練することに繋がるからなのです。
因みに背部には、この肺と大腸という臓器と関係の深い
その名も「肺兪(はいゆ)」「大腸兪(だいちょうゆ)」というツボが
存在するのですが、「肺兪」は肩甲骨の動きの支点となる部分に、
「大腸兪」は腰椎の動きの基礎となる腰椎4番5番の外側に位置しています。
三千年も前から東洋医学では、
腰椎の硬直と肩甲骨の動きの硬直は連動しており、
肺・大腸の働きに影響を与えることを見抜いていたことを物語っています。
さて呼吸を司るのは直接的には「肺」の働きですが、深い呼吸をするためには、
「納気をつかさどる」と言われる「腎」が元気であることが必要になります。
「腎」はまた骨と関係が深く、さらに「腎」と関係の深い経絡が
脊柱と脊柱の際を走行しています。
ステロイド剤は「腎」という臓器に影響を残すため、
その使用期間が長い程「腎」は疲弊し機能的に低下します。
その結果西洋医学的な意味での腎臓とも重なる位置にある
「腎兪(じんゆ)」或いはその外側「志室」と呼ばれるツボ付近は、
ガチガチに硬直し、肋骨の動きを制限してしまいます。
さらに脊柱・脊際を走る気の流れも滞るため、
背骨全体の弾力が低下していくのです。
しなやかさを失い、通りの悪くなった身体は
気・血・津液(水分)の流れが停滞してゆきます。
そして断線した電気コードのように余分な熱が
発生し溜まっていくことになるのです。
また身体の歪みによって腎臓・肝臓等が捻じれ、
それぞれの内臓の生理的運動が阻害されている場合、
つまり、腎臓ならば内旋外旋運動、肝臓ならば屈曲・伸展運動が制限されていると
それぞれの内臓は充分な働きが出来なくなります。
このように身体の歪みと硬直は、内臓の機能的失調と密接に関わっているのです。
それゆえに
当院では症状を追うことなく、
内科的調整と筋・骨格系の調整を同時に行い、
心身の機能的調和を促し、治癒力・生命力が強化されるよう
根本治療を提供しています。
しかし、治療院での治療では
日常の身体の使い方、その癖そのものを変えることは出来ません。
悪しき姿勢、悪しき身体の使い方を改善してゆけるのはご本人だけです。
ですから患者さんご自身で出来ることとして、治療を通してお身体への理解を深め、
医療指導や助言をよく聴き守り、ストレッチや体操などを通じ、
身体の柔軟性と連動性を取り戻し、高めていくこと、
「深い呼吸の出来る身体」にお身体を鍛え育てることも大切なことなのです。
食の養生。身体的養生。精神的養生。出来ることは沢山あります。
治療に依存的にならずに主体的に治療に臨んでお身体への理解を深め、
自分で取り組めることは積極的に取り組んでゆきましょう。
アトピー性皮膚炎は皮膚疾患?
またステロイド剤は「脾」という臓器にも影響を残します。
「脾」は西洋医学でいう消化器系と内分泌系とを合わせたような
概念の臓器ですが、食事から得たエネルギーから
新しい気血を作り出す大変重要な臓器でもあります。
「脾」は「胃」の活動を制御する働きを持ちますが、「脾」が弱ることにより、
「胃」が必要以上に働くため「食べすぎ」になって余分な熱が益々発生し、
「脾」をさらに弱めていくことになります。
「脾」が弱るということは新鮮な気血の生成能力が低下するということであり、
それはつまり体内の熱、或いはエネルギーの流れが
どんどん澱み易くなるということを意味しています。
気が巡らず、水分代謝が悪い状態が続くと全身の血流も滞ってきます。
この血の停滞を 「瘀血」(おけつ) と呼びますが、「肝実」 とも呼ばれます。
「肝」は「蔵血をつかさどる」といわれ、血と最も関係の深い臓器であるため、
血の停滞の影響を最も受けるからです。
そして
アトピー性皮膚炎の患者さんには必ずこの「瘀血」があるのです。
また「瘀血」が多くなるほど全身の気血の巡りが悪くなり、
内臓から四肢末端まで新しい血液による栄養が充分に行き渡らず(血虚)、
内臓の機能低下が進み、気力が落ちたり気が塞ぎやすくなり、
うつ的な精神状態に傾いていくことも珍しくありません。
このようにアトピーの背景には「肺」「脾」「腎」「肝」、
そしてこれらの臓器と関係の深い「大腸」「胃」「膀胱」「胆」などの臓器の機能的失調があるのです。
東洋医学的にはアトピー性皮膚炎は皮膚疾患ではなく、
内科的疾患であると言えます。
アトピーと経絡治療
内科的疾患であるアトピー性皮膚炎は鍼灸治療は最適です。
当院で提供する鍼灸治療は、経絡治療と呼ばれる
内蔵の機能的失調を整えることを主とし、また得意とする治療法だからです。
感染症 が絡んでいる場合もありますが、
これも治療により氣血が充実してゆくことで、解消されてゆきます。
病の特質からも短期間で完治するような簡単な疾患ではありませんが、
治療を積み重ねることで必ず良くなってゆきます。
ただし、それにはあなたの、病と治療に対する正しい理解が必要です。
治療という働きかけにせっかく身体が素直に応えてくれているのに、
あなたの病や症状に対する間違った理解や思い込み、
『症状消し』『対症療法的効果』への執着、
お身体に対する悲観的な精神状態が、
治療効果を制限し、或いは打ち消してしまうことも少なくないからです。
長年アトピー性皮膚炎の症状に苦しみ、
ステロイド剤の弊害に苦しんできた「あなた」は、
「症状を抑えるための治療は、病を治すための治療にはならない」 ことを
まさにその肌身を以て噛み締めていらっしゃることと存じます。
もし「あなた」が対症療法ではなく、病を根本から治したいと本気で願うなら、
そしてみずからより良く変わっていくための実践を厭わないなら、
当院の鍼灸治療は「あなた」にとって大きな力となるでしょう。
なお、
経絡治療は漢方(日本の風土に合わせて進化した中国由来の東洋医学)の理論
に基づいた鍼灸治療なので漢方鍼灸とも呼ばれます。
アトピーの治癒経過と治癒を邪魔するメンタルについて
鍼灸治療による心身の変化は即時に現れます。
- 呼吸が深くなる
- 視界が広がり明るくはっきりとする。
- 関節の可動域が向上する。
脳脊髄循環、脳の委縮やむくみ、
頭蓋骨・仙骨の生理的運動、内臓の生理的運動が整い、
弛緩していた関節が引き締まった証拠です。
そして継続的治療に伴い、
- 湿疹のない部分の皮膚の赤みや黒ずみが薄れていく
- 荒れたり、角質化して分厚くなっていた皮膚が薄く柔らかくなってくる
- 湿疹の範囲が狭く(一時的に広くなっても)、厚みが薄くなっていく
- 痒みが浅くなっていく
- 色素沈着がとれ、肌が明るくなってくる
- 表皮の下の真皮や筋肉の硬直が緩み、柔らかになってくる
皮膚症状以外では
- 便通が良くなる
- 不眠が改善される
- 疲れにくくなる
- 集中力が出てくる
- 動きやすくなってくる
- 気持ちが明るくなり行動的になる
など様々な心身の変化が現れてきます。
しかし、必ずしもこれらの兆候が治療開始当初から顕著に
顕れるわけではありません。
実際には身体の何らかの変化は毎回確実に出ますが、
筋肉が硬直し、感覚が鈍磨しているために
或いは「症状への囚われ」により精神的視野が狭くなっているために
「変化に気づけない」という場合があるのです。
が、同伴者がおられる場合は、治療前後の変化に驚かれるものです。
またこの疾患の患者さんは、
必ずといってよいほど 瘀血 を持っています。
病理的には先ず気が停滞し、気が停滞することで津液(水分)が停滞し、
津液(水分)が停滞することで血が停滞し瘀血が出来るのですが、
治療の大きな流れとしては逆にこの瘀血をとり、津液(水分)の流れを良くし、
気のめぐりを良くしていく、という順を辿ります。
しかし、この瘀血というものは一朝一夕に取れるものではありません。
特に古い瘀血があるほど、つまり慢性期間が長いほど解消するのに時間がかかります。
子供よりも成人の方が治療期間が長くかかるのはそのためです。
気の停滞だけならば埃を払うように簡単に解消することが出来ますが、
瘀血は長年ほっておいた換気扇の油汚れのように取れにくいものなのです。
その上、津液(水分)の停滞がありますので新しい瘀血も生まれてきます。
古い瘀血と新しい瘀血とを一緒に少しづつ解消していかなくてはなりません。
しかし、ステロイド剤を長期に使用していた人ほどこの過程に時間がかかります。
どのような薬も長く使うほど「湿」を呼び体内の水分代謝を低下せしめますが、
元々この疾患の背景には水分の停滞があるところに、長期間ステロイド剤という
強い薬を使用することで一層その傾向が強くなっているからです。
いわば、「水分代謝が悪い状態が当たり前の身体」になっているのです。
ですから、この体内に蓄積されたステロイド剤の影響を解消するまでは、
そして瘀血がある程度解消されるまでは、著しい症状の改善は見られません。
逆に一過性に症状が強く現れてくることもあります。
何故なら鍼灸治療は治ろうとする力、自然治癒力を引き出す治療ですので、
熱やステロイドなどの異物や老廃物を排出しようとする力が高まるからです。
また症状の軽い患者さんには病の根が浅い場合と、
症状を出すだけの体力がない場合とがありますが、
後者の場合治療によって体力がつき、自然治癒力が高まるにつれ、
今まで無かった湿疹などの症状が出てきます。
治まっていた症状がぶりかえしたり、今まで無かった症状が出ることは辛いことです。
しかし、ここが辛抱のしどころです。
これらは 治っていく過程で必ずと言ってよいほど通らなければならない通過点 なのです。
ですが、「症状=悪いこと」と捉えているとこういった現象を受け入れられず、
「鍼灸は身体に合っていないのではないか」と不安になったり、
重ね重ね説明をさせていただいても受け入れられず、
治療を受けることを諦めてしまう方もいらっしゃいます。
まことに残念なことです。
なぜならこの峠を越えられた方は、皆さん良くなっていく からです。
ご自分の感覚で心身の変化が感じられないからといって、
或いは時に症状が強く出たからといって、治療効果が出ていないわけではないのです。
心身の変化は毎回確実に起こります。
身体の内部では着実に変化が起きているのです。
そしてそれは湿疹・痒みといった目だった症状ばかりに着目せずに、
静かに身体全体の変化を観察していると
- おなかが柔らかくなってきた
- 夜よく眠れるようになってきた
- お通じがよくなってきた
- 疲れにくくなってきた
- 寝汗をかくことが減った
- 湿疹のない部分の皮膚が柔らかくなった
- 黄色黒かった肌が明るくなってきた
- 呼吸がしやすくなった
- むくみが減って身体が締まってきた
- 背筋を伸ばしやすくなってきた
- 精神的に安定してきた
などなど色々と気づけるものです。
先にも述べましたように、
湿疹は体内の余分な熱を排出しようとする自然治癒力の現れです。
ですから、体内の気・血・津液の流れがある程度良くなり、
余分な熱の発生が落ち着くまでは必ず残ります。
そして治療によって体調を整える力が充実し、
その余分な熱量が減っていくにつれ、
湿疹の範囲や厚さは確実に小さく薄くなっていきます。
ですから「症状=悪いこと」ではなく、
「症状=治ろうとする力の現れ」 と理解していただくことが大変重要です。
症状を憎むということは自己治癒力を憎むということ。
自己治癒力を憎むということは自分の身体を信頼しないということです。
自分の身体を信頼しない状態では、治療を受けても治癒力の高まりは制限され、
結果本来得られうる治療効果も制限してしまいます。
これは非常に大切なことですのでよくよくご理解ください。
また先に述べたように身体は季節・気候の影響を受け常に変化し続けています。
体質改善を目指すアレルギー疾患の治療は基本的に長丁場ですから、
治療継続中に季節の変わり目を迎えることもあります。
治療がある程度の段階に進むまでは、元々症状の悪化しやすい季節を迎えれば、
症状が強くなったり、治療経過が表面的に停滞したりすることもあります。
このことも先ず治療を受ける前に理解して頂きたいと思います。
★大切なポイント
- 症状=悪いこと、ではない
- 治療当初からしばらくは著しい変化はないこともある
- 治療途中には症状が強くなる時期もある
- 治療効果が芳しく出ないと感じる(自覚的に)時期がある
- ある段階を越えると日増しに良くなっていく
- 鍼灸治療は「症状を取るための治療」ではなく、
「症状の原因となる心身の機能的失調を整える治療」である
慢性疾患の治療効果は治療当初から
常に右肩あがりに出るものではありません。
病の根が深いほど、慢性期が長いほど良くなったり悪くなったり
を繰り返しながら、波を描きながら良くなっていくものです。
仮に症状のない状態を0、初診時の状態ををマイナス100としましょう。
治療を重ねてマイナス100から90、80、70と良くなってきても、
全体としてマイナス状態にあることに変わりはありません。
マイナス状態にある限り、症状は残ります。残って当然です。
身体としては必要があって症状を出しているのですから。
症状は残っていても、身体全体としては良い方向へ向かっているわけですから、
身体には多くの変化が表れてきます。
症状はあってもその出方も先に述べたように変わってきます。
症状にとらわれている方は、マイナス100から一足飛びに0ポイントまで、
身体が変化することを期待してしまいがちです。
症状やその他の身体の変化を見ようとはせず、
症状があるかないか、0か100かという狭小な見方に捉われてしまうのです。
そのような考え方は、自らストレスをかき集めているようなものですから、
その分、治療効果も自ら制限してしまいます。
同じ治療を受けても安心して、希望を持って明るい気持ちで受診されるのと、
不安や疑いを抱きながら受診されるのとでは治療効果の出方も自ずと変わってきます。
根本治療なのだと理解の上で受診されるのと、
「症状消し」という対症療法を求めて受診されるのとでも
身体の反応は変わってきます。
当院の鍼灸治療は「症状消し」の為の対症療法ではありません。
身体の自己修正作用である症状、
すなわち必要があって現れる症状を無理やり抑え込むのではなく、
症状を出す必要がない状態へと身体を整えてゆくための根本治療なのです。
小さな波の浮き沈みに一喜一憂せずに、
治療の目的と症状の意味をよく理解し、
どうぞ安心して『心身(カラダ)育て』の大きな流れに乗っていただきたいと思います。
また当院では思考習慣、姿勢・運動習慣、食習慣に関する医療指導や養生法を、
本人の意志さえあれば必ず取り組める程度のことから適宜お伝えしています。
それらを素直に実践される方、
実践するからこそ生まれる質問などを積極的にされる方、
すなわち自ら治そうとするエネルギーの強い方、
主体的意識の高い方ほど治療経過は良くなります。
逆に素直に実践されず、不平不満の多い方、
すなわち自ら治そうとするエネルギーの弱い方、
医療に依存的な方はその分、治療経過は遅くなります。
当院では様々な要改善点、養生法、エクササイズなどをお伝えしますが、
そういう方は「やってますか?」とお尋ねしても「やってません」と
毎度残念な答えを聞くことが多いものです。
日常の治療、自己治療(養生)の主役はあなたです。
そして人生は時間で出来ています。
かけがけのない、あなたの時間を大切にしてくださいね。
※ご自分の身体の変化の記録として、定期的にお顔や手足、
胸腹部や背中などの写真を撮っておかれることをお勧めします。
※素直に写真を撮られる方、医療指導を素直に実践される方ほど
経過は良いものです。
喘息とステロイド、そして鍼灸治療
アトピー性皮膚炎の病理的な説明の中でも述べたように、
東洋医学的には喘息とアトピーは基本的に同様の病理の疾患です。
ですから、喘息もまた鍼灸治療で良くなる 疾患です。
ステロイド剤が病の根っこを深めてしまうという点も同じです。
ですから本質的にはステロイド剤は使わない方が良いのです。
ですが、喘息にはアトピーと違って激しい発作があります。
皮膚ではなく呼吸器そのものを虚熱が攻めるため、非常に苦しいものです。
私自身は喘息はありませんが、持病に喘息を持つ肉親や友人がいましたので、
その発作の激しさは子供の頃から見てきました。
喘息の患者さんも少なからず診てきておりますので、その発作の辛さ苦しさが
思わず目を反らしたくなるほどのものであることも知っています。
ですから発作時の救急処置として、発作のコントロールとして
ステロイド剤を使うことは致し方ないことです。
ステロイド剤を持っていれば、「もしもの時には」と
患者さん自身も精神的に安心でしょう。
また強い発作を治めてしまうステロイド剤の薬効は強力ですから、
ステロイド剤を急に止めた場合のリバウンドは、喘息の場合は危険もあります。
ですから、アトピーの場合とは違って喘息の患者さんの場合は
ステロイド剤を急に止めてはいけません。
鍼灸治療により、次第に発作間隔や発作の程度が改善してゆきます から、
その状況を医師と相談し、徐々に減らしていく方が良いでしょう。
アトピー・喘息なら加古川市の鍼灸治療院きさらぎへ
ご予約は今すぐこちら TEL 079-421-9353
当日予約可(土日の初診を除く)
電話受付 午前9~午後1時 午後3~午後7時 休診 水/日曜午後 祝日 第3日曜
メールでのご予約・お問い合わせはこちら 24時間対応!
院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー
さらに詳しいプロフィールはこちら
ご感想
『変わってきた娘を見て、希望を持って治療を続けていきたい』加古川市 5歳 女性 アトピー
5歳の娘が今年4月の健康診断でアトピーと診断されました。暑くなり始めた5月・6月頃から一気に症状が悪化し、かゆさと肌の炎症や湿疹がひどくなり、夜中に何度も起きる日が続きました。寝不足で気嫌も悪く、食欲のない時もありました。かきむしった肌は傷が治っても黒ずみが残り、ボコボコ、ザラザラ、分厚くなっていました。
皮ふ科で診てもらいましたが、ステロイドに対する抵抗があり、ステロイドの入った塗り薬は使っていませんでした。
ネットでアトピーの治療法を調べていた時、こちらのホームページから鍼治療がアトピーに効果があること、子供でも鍼治療ができることを初めて知りました。ホームページの丁寧な説明にとても納得でき、治療への不安はそれほどありませんでした。
治療を始めてから2ヶ月以上が経ち、肌は柔らかくなり、少しづつ黒ずみもとれてきて、本来の明るい肌の色に戻ってきました。かゆみはまだあるものの、かいた傷跡の治りが早くなったように思います。食欲が出てきて、以前よりたくさんの量が食べられるようになりました。ほとんど毎日、便も出るようになり、代謝がよくなったことを感じます。
熟睡できる時間も増えました。以前は特に寝ている時、肌に触ると熱がこもっているようなカッカした感じがありましたが、最近ではそれも治まってきました。かゆいところにすぐ手がいくので、物事に集中して続けることが難しいようでしたが、集中できる時間が増えて、いろいろなことに意欲的に取り組めるようになったとうれしく見ています。
ネットなどでは「アトピーの人は一生ステロイドとうまく付き合っていくしかない」と、私には不安な情報ばかりで、症状がひどくなった時は、絶望的な気持ちでした。でもピンチはチャンス!!
と思いきって電話をかけ、この治療や先生に出会えてよかったと感謝しています。実際に変わってきた娘を見て、希望を持って治療を続けていきたいです。
女性 5歳 加古川市
『普段自分で気づいていないことを指摘してもらえるのでありがたい』小野市 33歳 女性 アトピー
小さい頃からのアトピーがストレスなどでかなりひどくなり、動けない程だったのですが、鍼をしてもらってからだんだんと元気がでてくるようになり、仕事もできるようになってきました。まだ波があり、痒いのはありますが徐々に皮膚が強くなってきて、掻いた後に傷が残りにくくなったと思います。良くなるには時間もかかることと思うのでこれからもよろしくお願いします。
呼吸の仕方や、姿勢についてアドバイスをいただけるのは、普段自分で気づいていないことを指摘してもらえるのでありがたいと思っています。いつもありがとうございます。
女性 33歳 小野市 看護師
『ガサガサだった肌が普通の肌に』西脇市 28歳 女性 アトピー
去年10月頃よりお世話になっております。
手足の関節や顔の湿しんにより受診しました。
始めは赤くただれていたようになっていた部分が
週一回程通ううち、だんだんと消えていき、
ガサガサだった肌が普通の肌に近い弾力を取り戻してきたのには自分でも驚きでした。
本当にここまで通ってよかったなあと思います。
ありがとうございます。
女性 28歳 西脇市 アルバイト
※エステシシャンであった彼女はその後、鍼灸師になりました。
『初めはドキドキ緊張していた息子も、ニコニコ笑顔が出るくらい喜んで』加古川市 9歳 男性 喘息
(9歳男児)
1年程前から体調が悪くなると呼吸が辛くなる程咳がひどく、
長く続くようになりました。そのため、小児科で吸入、ステロイドによる喘息治療をすすめられ開始することになりました。
以前から薬に頼らず体質改善したいという思いがあったので、
十分納得しないまま治療を始め、2,3ヶ月服用しましたが、その後調子が良くなって来たこともあり、薬を飲むのをやめました。
寒い時季になり、また呼吸がしんどくなって来た頃、
以前に「『小児鍼』で喘息がよくなる」ということを知り、
関心があったため、インターネットで検索したところ、こちらの治療院を見つけました。
初めはドキドキ緊張していた息子も、ニコニコ笑顔が出るくらい喜んで治療を受けさせて頂いています。
- 先生がやさしい
- 子どもがこわがらずに安心して治療を受けることができる
- 呼吸がとても楽になった
- 自宅でもできることを色々親切に教えて下さる
ので、毎回の治療がとても楽しみです。
体調も良く、体が元気になって来ています。
先生、ありがとうございます。
加古川市 9歳の母
さいしょは、むねが上にあると知りむねを下にしようとがんばりました。はりのおかげでせきがとまりうれしかったです。はりも気もちいいし先生もおもしろいからいつもはりが楽しみです。
11月の音楽会の時大きな声を出すと、かならずせきがでていたけど
いまは出ないのがうれしいです。
先生いつもありがとうございます。 悠平
『人体の不思議にとても驚きました』高砂市 13歳 女性 アトピー
治療を受ける前、首や腕が赤くなり、かゆくなって、
汁が出てくるという症状が続きました。
病院に行っても、逆効果でした。
そして、治療を受け、1日でたくさん汁が出る症状がおさまり、
その他の症状も、日に日によくなっていきました。
原因が、思っていたことと違っていたことや、
人体の不思議にとても驚きました。
女性 13歳 高砂市
『ここまで効果があるとは思ってませんでした』高砂市 1歳 男性 喘息 中耳炎
喘息、中耳炎等になやまされ、1週間に1度は必ずと
言っていいほど発熱しておりました。
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女性 30歳 高砂市(子供がお世話になってます)
『あきらめていた時からすると信じられない気持ちです』神戸市 40歳 男性 喘息
40才になる年に突如ぜん息にかかり、専門の病院に通いましたが、なかなか症状が改善しなくて、半ばあきらめていました。
元々ぜん息ではなかったのですが、花粉症はひどく、アレルギー体質だと言われていましたので、少しでも体質改善することはできないかと思い、ネットで探していたところ きさらぎさんを知りました。ホームページにも先生の考え方や思いが書いてあり、ここにいってみようとダメ元で通い始めました。体調や姿勢を整えてもらうことで、呼吸しやすくなり、あきらめていた時からすると信じられない気持ちです。また、姿勢が改善したおかげで、腰痛になることも、ほとんどなくなりました。
吉良先生、ありがとうございます。
男性 40才 神戸市 会社員(営業職)
『通って心からよかったと感謝しています!』三木市 38歳 女性 アトピー 神経症
病気の治療といえば 対症療法が多い中、
根本から改善できる鍼灸治療に望みをたくし通院する事を決めました。
最初の4か月程は通う前よりも悪化したため(HPを見て分かっていましたが)
正直つらかったです。
その後かなり良くなり
一年間通って心からよかったと感謝しています!
最近また違う病気を発病してしまいましたが・・。
アトピーのようによくなるよくなると心に念じ、
がんばって治していきたいです。
先生、どうぞ これからも 手助け よろしくお願いします。
女性 38歳 三木市 主婦
『色々な事にも意欲が湧いてきました』高砂市 44歳 女性 アトピー
私は、幼少の頃からアトピー性皮ふ炎で年齢とともに症状が増し、
特に社会人になってから、人目につく顔、首にもかゆみ・赤み・腫れと
ひどくなりました。皮ふ科・漢方薬・サプリメントと
良いと聞いたものは、色々試しましたがどれも一時的に良くなっても
またぶり返すの繰り返しでした。
そんな時、友人が通院していた鍼灸院ではアトピー性皮ふ炎の方も多く
通院していると聞き、最初は半身半疑で通い始めましたが、ホームページの内容を読んでいくうちに私も良くなるかもしれないと思い通い続けてきました。
鍼治療を受けるのは始めてでしたが痛みもなく、治療室も
心の落ち着く空間です。
今、通院し始めて2年半になりますが、アトピーの症状以外にも
体身に良い変化が現れ、精神的にもイライラが減り、先生にも
笑顔がふえたと言っていただき、色々な事にも意欲が湧いてきました。
これからも完治できるよう治療を続けたいと思います。
女性 44歳 高砂市 会社員
『去年とは比べようがないくらい よくなって』加古川市 小児アトピー 40代女性 疲労
いつもお世話になっております。
治療をしていくにつれ、子供(注)の肌も去年とは比べ
ようがないくらい よくなってきています。いつもこの季節になると
体全体 粉をふくくらい乾燥していましたが、
今年はそれがなくなりました。子供に聴いても 布団に入る
と かゆみで眠りにくかったけど 今はそれがないと喜んでいます。 後、私自身姿勢がすごく悪く、今も
まだ悪いですが、治療していくうちに 背すじをのばして
座る事が少しずつふえてきました。 ストレッチも少しずつ
意識してやる事の大切もわかってきました。
(今までは何もしなかったので!)
少しずつですが、自分自身 意識が変わった気がします。
これからもよろしくお願い致します。
女性 41歳 高砂市 介護職
注:小学生
『お世話になってから喘息は出ていない』加古川市 65歳 女性 腰痛 小学生 喘息
孫が喘息でお世話になっております。
冬になると風邪をひくと喘息がおこり、小児科では酸素吸入し、
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私も2月に腰が痛くて動けなくなり ・・・・・・・・・・・・・
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女性 65歳 加古川市 主婦
『自分の生活を見直すきっかけになりました』加古川市 37歳 女性 月経痛 4歳 アトピー
ご質問・ご意見・ご感想など
ご自由にお書きください。
「感想」
「アトピーを敵だと思わないでください」
子どものアトピーの治療のために訪れた私
に最初に先生に言われた言葉がこれでし
た。
アトピーの症状を抑えるために躍起になっ
ていた私には衝撃的な一言でした。
アトピーの症状は身体からのメッセージ症
状『だけ』を抑えるのではなく、根本の改
善をしていきましょうという方針を示して
下さいました。
家での痒がる様子を伝えると今は身体の状
態がこうなって、このような痒がり方をす
るんですよと丁寧な説明をして下さいま
す。
毎回治療の初めには「最近はどうです
か?」と必ず聞いて下さいます。
通院が続くと流れ作業になりがちですが、
毎回確認していただけるので、その都度あ
った治療をしてくださってるんだなぁと安
心できました。
痛いこと不快なことがあると決して二度目
を行こうとしない子どもが、「今日はきさ
らぎの先生のとこだよ」と言うと「やった
ー」と喜んで通院します。
そんな子どもの様子を見て、私も婦人科系
の改善のために通院することにしました。
毎回鎮痛剤が手放せなくなるほどの月経痛
がピタリと止まったのも驚いたのですが、
頬や脛の粉吹きやドライアイの症状緩和な
ど、それ以外にも嬉しい結果が出てきたこ
とも驚きました。
身体は全部繋がっているんですよという先
生の説明を実感しました。
これは主婦としての感想なのですが、初め
に示された料金以上のお金を請求された
り、いろいろなものをセールスされたりし
たことが一度もないのもありがたかったで
す。
家でお灸をするための場所も毎回先生に教
えていただきましたが、料金は一切請求さ
れませんでした。
普段の生活のちょっとした癖がいろいろな
ゆがみや緊張につながることの説明を受
け、自分の生活を見直すきっかけになりま
した。
ありがとうございました。
注:お問い合わせフォームから投稿していただいたご感想の転記です。
『絶望的なレベルが信じられないほどよくなりました』明石市 2歳 4歳 女性 アトピー
生後2ヶ月から次女のアレルギーによる湿疹がひどくなりました
母乳を気をつける事で、 よくはなりましたが
離乳食を始めると また悪化しだしたりと、
肌トラブルに悩まされていました。
1歳半過ぎた頃、友人にすすめられ、
その頃、手や足のふし裏をかきむしっていた
長女も一緒に、初めて治療を受ける事にしました
「泣くかな?」と思っていましたが、娘二人は先生との相性が
良いようでニコニコと終わりました。
驚いたのは、次の日の顔色の良さです。"これは効くな”と
すぐ感じられました。その後、娘二人は通う度に
肌がきれいになりました。次女のアレルギーはまだ
ありますが、当初の絶望的なレベルが信じられないほど
よくなりました。
明石市 女性 34歳 主婦
『仕事もできない位だったのが、就職も決まりました』明石市 32歳 男性 アトピー
※症状:アトピー(10年ぶりの再発)
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明石市 32歳 男性 会社員
注:完治していれば再発はしません。完治していないから再発するのです。
「症状がなくなった=完治」ではないという良い例です。
『湿疹、顔の引きつるような乾燥は、すぐになくなりびっくりしました』播磨町 17歳 女性 湿疹・肌の乾燥
高2の娘です。7月に10ヶ月間治らない湿疹のため受診しました。ステロイド、内服薬を使用しても一進一退を繰り返し、敏感肌のシャンプーや石鹸を駆使しても、肌はカサカサになり、あちこちの皮膚科ジプシーにも疲れ、他の治療法を探していた時に、ネットできさらぎさんを見つけました。
初診時にあった湿疹、顔の引きつるような乾燥は、すぐになくなりびっくりしました。身体の歪みの矯正や頭蓋骨矯正などしていただき、それから一度も湿疹は出ていません。予約制ですので、待つこともなく通院の負担がありません。感謝しかありません。
女性 17歳 加古郡播磨町
※エキテンへのご投稿より
加古川市 41歳 女性 めまい・頭痛・無気力
他とは一線を画す先生です。
まるで精密機器の調整のような、とても繊細な印象の治療ですが、効果は絶大です。
眩暈や偏頭痛、力が入らなくなったり、食後に体が重くなったりといった症状が続き、これまで色々と病院や整体などに行きました。しかし、原因がよく分からず、場当たり的な治療ばかりで良くならず、本当に困っていました。
こちらの治療が根本治療とおっしゃることがよく分かります。長年の体のクセは自分では全く自覚がないので、まさかそんなところから…と思うような所を指摘されたりもしますが、治療の後の体の軽さや調子の良さ、おまけに肌の調子まで良くなったり、とびっくりするくらいです。
ただ、疑り深い性格の方には向かないかもしれません。世の中、分からないことの方が多いんだから、とりあえずプロにお任せ、くらいの気持ちでいけばいいと思います。私は、一回目の治療から、効果がはっきり分かりました。
女性 歳 41加古川市
※エキテンへのご投稿より
『息子も私も、3回目ぐらいの施術後には、肌に変化があるのがはっきりとわかりました』 明石市 40歳 女性 3歳 男性 アトピー
お世話になり続けてます。
2歳の息子と私のアトピーがひどかったのですが、ステロイドは使いたくなかったので、何か治療法がないかとネットで調べていた時に、こちらの治療院を見つけました。
息子も私も、3回目ぐらいの施術後には、肌に変化があるのがはっきりとわかりました。通院を始めてから、一切、薬を使っていませんが、アトピーの症状がひどくなることは、今のところ全くありません。
先生は穏やかに接して下さり、息子も落ち着いた状態で、施術を受けれています。
これからの冬の季節になっていくと乾燥が心配ですが、このまま通院を続けて、お世話になりたいと思っています。
※エキテンへのご投稿より
『体がひきしまってきて顔色も良くなり、体が軟らかくなって・・・』 加古川市 9歳 男性 アトピー
息子は赤ちゃんの頃からアトピーで、病院に通い
ながら、食事や生活面で気をつけながら今までやって
きましたが、なかなか治らず、体が硬くて疲れやすい
のも気になっていたので、今度こそ本気で体質改善
をしたいと思いきさらぎ先生の元を訪れました。
先生は肌を診るのではなく体全体を診て下さり、
息子は体がひきしまってきて顔色も良くなり、体が
軟らかくなって、サッカーでもよく走れるようになったり
疲れもましになってきました。本当に有難いことです。
これからも先生のアドバイスを聞き、家庭で出来る
ことをしながら完治することを楽しみに頑張りたい
と思います。(母)
男性 9歳 加古川市
『先生に治療していただいて本当に良かったと思っています』 加東市 3歳 女性 アトピー
私が幼少期、アトピーや卵と牛乳のアレルギーがあり、娘もアレルギーは
今のところ出てないですが、産まれた時から、肌が弱く、特に関節の部分が荒れ
やすく、眠くなった時など体温が上がるとかゆみが増して、寝つきが悪かったり
したんですが、治療を始めてから、3,4カ月経ってかゆがることがかなり少なく
なりました。
もうすぐ通い始めて1年になりますが、今では全くかゆがることはなく、
荒れたところはもちろん、肌の感触や色身が全体的に変わっています。
ここに通う前は皮膚科に通院して処方薬をぬっていましたが、ここに
通い始めてからは、ワセリン以外はぬらず、治療のみで治りつつあります。
初めは正直なところ、半信半疑でしたが、あのまま皮膚科でただただ、
症状をおさえる薬をぬらずに本人の内側の力を信じ、先生に治療していただい
て本当に良かったと思っています。
女性 3歳 加東市
初回の受診後から痒みがほぼ消え、手荒れもみるみる改善 加古川市 28歳 女性
※グーグルマップに頂いたご感想です。
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専門院だからこそできることがあります。
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