慢性的な肩こり、酷い肩凝りで悩んでいませんか?
根本的に治したいなら加古川の根本治療専門院へ
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★★★加古川市の根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ
受付時間 午前9時~午後1時 午後3時~午後7時 休 診 水・日午後 祝日 第3日曜
たかが肩こり、されど肩こり
症状さえ取れれば良いと思っていませんか?
その考えを改めなければ慢性疾患は治りません
肩こりがマッサージなど対症療法で治らない理由
国民病とまで言われることのある肩こり。
肩こりを知らない人はいないといえるほど、多くの方々が
肩こりを感じていらっしゃいます。
「私は肩は凝らない」という方でも、
触ってみるとパンパンに肩や背中が張っている
ということはよくあるものです。
我々鍼灸師の世界でも
「鍼灸師の仕事は肩凝りに始まって肩凝りに終わる」などと言われます。
これは肩凝りがそれだけ身近な症状であるということですが、
もうひとつ大事な意味があります。
それは 肩こりはあらゆる病・疾患につきまとい易い症状である という事です。
言い換えれば、肩こりの背景には必ずそれ以外の身体の異常がある ということ。
「肩が張っているから肩だけが悪いということはない」のです。
単なる使い痛みから姿勢の問題、
頭蓋骨・脊柱・骨盤のズレ・歪みの問題、
歯のかみ合わせの問題(あごのズレ、頚椎のネジレ)、
手首や肘、股関節や足首など四肢の関節の問題、
精神状態、そして内科的な機能失調、
さまざまな要因によって肩こりは引き起こされます。
時には癌など深刻な病が隠れている場合もあります。
それだけに肩こりを根本的に治すためには対症療法では意味がないのです。
つまり、肩こりは肩こりだけを診て治療しても治らない ものなのです。
「肩が凝ったから肩を揉む」では、
その時は気持ちが良くても決して治るものではありません。
「肩こりの原因は患部の血行不良」などとして直接マッサージなどを施し、
一時的に楽になっても、逆に益々凝りが深く硬くなってしまうことも
珍しいことではないのです。
強いマッサージは筋肉を反射的に硬くさせます。
硬くなった筋線維を強い刺激で傷つけながら、毛細血管を破ることによって
一時的に血行が良くなったように感じるかも知れませんが、
単に交感神経優位(興奮状態)になって痛みを痛みとして
感じられなくなっているだけなのです。
【強押し(痛気持ちい良い)マッサージは感覚を鈍らせ、治癒を遅らせる】
傷ついた皮膚が修復時に硬くなるように、
傷ついた毛細血管も筋線維も修復時に硬くなります。
さらには傷つけられることを嫌う脳は、
次にマッサージを受ける際には拒否反応として、
より身体を緊張させ硬くします。
そのような身体の反応を無視していると、
硬くなり、感覚が鈍磨した筋肉をもみほぐしてほしいが為に、
本人はさらに強いマッサージを求めるようになります。
鈍くなった感受性に合わせて「痛気持ち良い」「効く!」と感じる刺激量を。
巷にはクイックマッサージの店や整骨院などが沢山ありますが、
強押しのマッサージをよく受ける方ほど、
或いは頻繁にマッサージを受けるほど、
筋肉がより硬くより鈍くなっていくのはそのためです。
『イタキモチイイ』 は 危険!
ということですね。
また中には決して揉んではいけない、強い刺激をしてはいけない肩こりもある
ので、注意が必要です。
症状の意味と対症療法の危険性
一言で「肩こり」と言うは易く、
しかしその背景には肩こりを作る様々な要因が隠れているのです。
いわば 肩こりは心身の異常に対するガス警報機のようなもの といって良いでしょう。
警報機の警報を止めてもガス漏れは止まりません。
ガス漏れを止めずに警報機だけを止めることが何を意味するかは
想像に難くないでしょう。
磁石や湿布などと同様、
症状を感じなくなくなるように感覚を鈍くさせる施術
を治療だと言えますか?
「痛気持ち良い」「効く!と感じる」強刺激のマッサージ等で
交感神経優位(興奮状態)にして症状を感じなくさせること
を治療と呼べるでしょうか?
身体の異常を異常として感じられる身体と感じられない身体。
どちらが正常かは言うまでもないでしょう。
今起こっている身体の異常、
その問題を問題として表現できる身体と出来ない身体。
どちらが深刻な状態かも明らかです。
身体の異常を知らせてくれている肩の凝り感や痛みといった身体からの声を
感謝こそすれ、憎んだり無視することは愚の骨頂です。
当院の鍼灸治療 ~加古川市の鍼灸治療院きさらぎ
物事には必ず原因と結果があります。
そして肩こりという結果にも必ずいくつもの原因があります。
その原因をひとつづつ解消していかなければ、
さらに根本原因を改善させなければ結果は変わりません。
当然の道理ですね?
加古川市の鍼灸治療院きさらぎでは、鍼灸治療および手技治療により
内臓機能の調整・筋骨格系の調整・脳脊髄液循環の調整によって
自然治癒力を高めることにより、
肩こりを解消し、肩の凝りにくい身体に導くことができます。
逆に言えば「肩こりの治療」をするわけではない ということです。
「肩こり」という症状を起こしているお身体の状態を総合的に捉え診断し、
心身を調整してゆくのみであって、症状を追う対症療法を行うわけではないのです。
対症療法や慰安的施術をお求めの方のご期待には添えかねますが、
病名や症状にとらわれない根本治療だからこそ、
幅広い病や症状に対応することが出来、
且つ根本的にお身体を改善してゆくことが出来るのです。
治療以前に踏まえておくべき問題
しかし、肩こりに限らず心身の不調を引き起こす要因として
目をそらしてはいけないことがあります。
それは一言でいえば 不養生 です。
不養生は治療では治せない のです。
肩こりの完治が難しいもう一つの理由がここにあります。
飲みすぎ食べすぎはもちろん、
日ごろの姿勢・体の使い方も肩こりの大きな原因になります。
現代人は仕事など習慣的に偏った動作を強いられやすいものですが、
その中でもより身体に負担の少ない身体の使い方を工夫したり、
ストレッチなど簡単にできる セルフケア をするかしないかで
肩こりをはじめ様々な病や疾患にかかるリスクが変わってきます。
また冷房や暖房など空調に頼った生活をしていると、
外部環境に適応する身体の能力が低下してしまいますが、
これもまた肩こりをはじめ、様々な病の元となります。
「楽・快適・便利」 を求めて身体を甘やかすことは、
長い目で観れば 「健康を損なうための自傷行為」 となりうるのです。
精神習慣の問題
ストレス社会と呼ばれる現代。
ストレスもまた肩こりの原因の一つと言えます。
しかしこのストレスというもの。
同じ環境にいてストレスを感じる人もいれば感じない人もいます。
それはどうしてなのか、性格の問題と片付けないで問い直すことも
必要ではないでしょうか?
ストレスの原因。
それは外部環境よりも実は「私」の中にこそあります。
起こっている事実は同じでも、その事実をどう受け取るかで
その意味は変わってくるのですから。
「私」の心一つで事実は変わってしまうのです。
自分を傷つけ苦しめるのはいつだって「私」。
他人は気にしない同じ事実をストレスとして受け取ってしまう「私」とは?
ストレスの上手な解消法を見つけることも大切ですが、
どんなことを「私」はストレスとして感じるのか?
どうして「私」はそれをストレスとして感じてしまうのか?
ストレスの原因を外側に求めるよりも、
「私」の中に見つけることの方がずっと大切です。
他人や環境を変えるよりも、
自分を変える方がずっと易しい のですから。
「私」の心や考え方の癖を知ることは、
避けられるかも知れないストレスから「私」を解放することにつながるのです。
姿勢・運動習慣の問題
また便利な生活をおくる現代人は、運動不足になりがちなもの。
しかし、人間も動物。適度に動いてこそ健康は保たれる のです。
よく「何もしていないのに肩が凝る」と言う方がいますが、
「何もしていないから肩が凝る」 とも言えるのです。
(もちろん内科的な要因がある場合もあります)。
本人が「何もしていない」と認識している日々の在り方の中に、
肩こり、その他多くの病や症状につながる原因が潜んでいるのです。
その事に気づくか気づかないか、認めるか認めないか。
予後を左右する重要な要素です。
ジムなどにいって特別に運動をしなくても、
厭わなければ生活の中で身体を使うことは工夫次第で案外できるはず。
「正しく且つ楽な姿勢」を意識して生活する。
ただそれだけでも普段使わない筋肉を使い、代謝が高まり心身が変わってきます。
背筋が伸び、頭が骨盤の上に乗り、目線が高くなると、
それだけでも呼吸が深くなり、視野も広がり見えやすくなります。
呼吸が深まり、視野が広がると精神的にも落ち着き余裕が生まれます。
今まで見咎めていたこと、聞きとがめていたことが気にならなくなります。
今まで見逃してきたことが見えるようになります。
今まで聞き逃してきたことが聞こえるようになります。
日常の中での新たな発見や気づきが増えてきます。
「養生とはより健やかに、より明るく毎日を生きる為の楽しい心がけ
「不養生とは、より不健康でしんどい毎日を送るための悲しい心がけ
なのです。
肩こりを治すために必要なこと
不養生という土台の上で治療をするということは、
たとえば水をまきつづけているところで雑巾がけをしているようなものです。
どれだけやっても拭き取れるものではないでしょう。
肩こりを治したい
いくらそう願ってどんな治療を受けようと、
原因を変えずに結果だけが変わることはありえません。
不養生という肩こりになるための日々の悪習慣『肩こり投資』をやめること
それが何より肝心です。
そしてそのためには、日常のどんな事が身体への負担になっているのかを
正しく知る必要があります。
治療の場は、自分と向き合えるその大きな好機なのです。
もちろん、病によっては養生する意志すらままならぬほど
心も身体も疲れている方もいらっしゃいます。
そんな方でも 「経絡治療」 を続けることによって気が充実してくるにつれ、
物事を選択・決断できるような気力が回復してきます。
さあ、そこからあなたならどうしますか?
不調を招いた「今まで通り」を選ぶのか、
健やかな未来のために養生(生活習慣の改善)に励むのか。
もしあなたが治療家にすべて丸投げにして「治してもらおう」と考えているなら、
どこでどんな治療を受けたところで焼け石に水です。
「肩こり」というひとつの症状を引き起こし慢性化させている原因は
あなたの日常の中にあるのですから。
治す主役はあなた自身。
治療院での治療はどこまでも治す手助けです。
その大原則を踏まえて治療に臨むなら、
治療効果と日常に活かせる気づきを最大限に得ることができ、
きっと軽やかで心地よい健やかな毎日を取り戻すことができるでしょう。
病や疾患の原因と向き合うことは
健やかな未来をひらくチャンス
たかが肩こり、されど肩こり
そのチャンスを是非活かしてゆきましょう。
加古川市の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎは
本気のあなたを全力でサポート致します。
院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー
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