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癌と鍼灸治療

癌(がん)・・悪性新生物
心疾患・・心筋梗塞など
脳卒中(脳血管疾患)・・脳梗塞・脳出血など

これら三大疾病は日本人の死亡原因の約50%を占めると言われています。
中でも癌は二人に一人は罹り、そのうち三人に一人は癌で亡くなっているそうです。
癌はとても身近な病だということです。

癌と東洋医学

そもそも東洋医学では病名(西洋医学の病名)に基づく治療は致しません。
癌だから癌のツボ、などというものがあるわけではないのです。

では、東洋医学は癌を患った患者を治療してこなかったのでしょうか。
そんな筈はありませんよね。
癌という病、現在でいう癌に相当する病は昔からあったのですから。

では、癌とはどういう病気なのでしょうか。


東洋医学では氣の流れを重視します。

とは

  • 気(狭義の気)・・目に見えないエネルギー 経絡を通じて全身を巡る
  • ・・・・・・・・西洋医学における血液に相当
  • ・・・・・・・・体内のあらゆる水分 血中の水分やリンパ液・脳脊髄液・組織液など
    の3つに分類される体内を巡るエネルギーのことです。

内臓・皮膚・筋肉・筋膜・腱・骨なども氣から成り立ち、氣の密度の違いや性質変化によって
それぞれの役割を果たしています。
脳も氣の変化したものですから、感情や意志などの心の働きもまた氣の変化です。
東洋医学において心身は氣そのものなのです。


氣の流れがつつがなく全身を巡っていると人体は健康と言えます。
何らかの氣の停滞・不足・逆流などが起こると病・不調の始まりです。

  • 気の停滞・・・気滞
  • 血の停滞・・・血滞瘀血(おけつ)血瘀(けつお)
  • 水の停滞・・・水滞水毒淡湿

気滞・血滞・水滞の割合や程度、それが生じている部位やその深さ等により、
病態や症状が変化してゆきます。

癌は長期的な氣の停滞によって出来た邪気(不健康な氣)の塊と言えます。

丁度、河川が汚れ淀み、積み重なってできた汚泥の塊のようなものと言えるでしょう。
その汚泥の塊があることによって、さらに川の流れは淀み汚れ腐敗してゆくようになります。
癌が出来るような氣(気血水)の停滞を放置しておく限り、癌そのものをたとえ手術で取り除いても
根本的に治った、とは言えないのではないでしょうか。


癌に対する鍼灸治療の実際

あらゆる病の根底には冷えがあると東洋医学では考えます。
この冷えを精気の虚と呼びます。
冷えの自覚無自覚は問いません。

精気の虚とはすなわち氣(気血水)の異常です。
そこには必ず複合的な内臓の機能異常があります。
各内臓から発生し全身を巡る経絡(気の流れる経路)の流れにも異常があります。

気血水の停滞によって生じた精気の虚は、そのまま冷えの症状ももたらしますが、
身体全体の熱の不均衡を生じ、逆に熱の症状も生み出します。
癌は熱症状そのものです。

停滞した余分な熱を発散させて熱を下げるか、
停滞した熱を動かして身体全体の熱の配分を調整して熱を下げるか、
鍼灸治療のアプローチは大別してこの二種です。
前者を瀉法、後者を補法と言い、
両者を合わせて本治法と呼びます。

なお、東洋医学における症状に対する対症療法や局所治療を標治法と呼びますが
緊急処置が必要な場合(喘息やてんかんの発作時、外傷の急性期、食中毒、脳梗塞など)を
除いて
当院では標治法は行いません。
慢性疾患において必要があって生じる症状そのものを相手にするのは、
治癒に当たって的外れな治療となるからです。


鍼灸治療の目的

癌であれ、なんであれ、東洋医学的な鍼灸の目的は氣(気血水)の流れを整えることによって

  • 低下している治癒力の回復
  • 乱れた免疫力の正常化
    を図る、いわば生命力の強化です。

治療自体が病を治すのではなく、病・不調の原因の調整によって
回復した治癒力、正常化した免疫力が病を治してゆくのです。


養生の大事

つまり、治してゆくのはあくまでご本人の力です。
鍼灸治療はその力が発揮しやすい状態へと心身を整えてゆきます。

  • 食の養生・・・・がんのエサになる炭水化物や糖の制限、禁煙など
  • 姿勢の養生・・・身体を回復させるために働く副交感神経優位となるよう、
             深い呼吸のできる姿勢を心がける
             深い呼吸のできる横隔膜・肋骨の使い方を習得する
            なお、悪姿勢は脳に影響を与え、心理的ストレスを増大させやすい
  • 心の養生・・・・悲観主義などストレスを増大させるような思考習慣を改める。

がんになるような氣(気血水)の停滞が起こるのは、遺伝的要素を除けば、
ご本人の長年の食習慣、姿勢・運動習慣、思考習慣の積み重ねがあるからと言えます。

治療の積み重ねとともに養生の積み重ねも大切です。
そして何より養生しようというご本人の主体的な姿勢、気力の在り方が予後に影響
してきます。
問題意識を持って治療を受け、そこから得た気づきや学びを主体的に養生に活かしてゆきましょう。


癌に対する鍼灸治療の効果

一般的には癌に対する鍼灸治療の効果は

  • がんの症状の緩和
  • 抗がん剤や放射線治療など西洋医学の治療の副作用の緩和
  • 手術後の体力の回復
  • 末期患者の痛みの緩和
    などが認められています。

当院ではこれらはもちろんのこと、癌の初期・中期においては緩和ケアではなく、
完治を目指して治療に当たります。
もちろん、東洋医学においても癌は強敵です。
癌の進行速度との戦いとなり、それなりの治療頻度も要す場合が多くなります。
治療に対する身体の変化の仕方も個人差があります。

これらのことをご理解の上、治療をご希望の方は遠慮なくご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。

受診されている医師の同意があれば、西洋医学との併用ももちろん可能です。
鍼灸治療が病院での治療を邪魔することはありません。
※逆はあります。


予防治療としての鍼灸

病や症状自体を相手にせず、氣(気血水)の乱れを調整し、生命力の強化を図る治療の特性として
東洋医学には予防医学としての面があります。

むしろ、当院としては予防としての治療を皆様に知って頂きたいところです。
日頃から氣の流れが整っていれば、そもそも病にかかりにくく、
罹っても治りやすくなる可能性があるのですから。

よって、抗がん剤や放射線治療、手術など西洋医学の癌治療の終了後、

  • がんの再発予防 として
    はたまた
  • 癌の予防 として
    定期的な治療で心身を整えておくこと、鍼灸による体調管理をお勧め致します。

回数券について

 
体質改善のために治療には、それなりの治療頻度と期間が必要となってきます。
そういう方のために当院では回数券を用意しています。
長期的な視座に立ち、本気で健康的な心身を育てたい方は
是非ご検討の上、ご相談下さい。
回数券について


加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎは
健康を願うあなたの味方です。

ご遠慮なくご相談下さい。

 完全予約制 TEL 0794219353 

電話受付 午前9~午後1時 午後3~午後7時(土曜は午後4時まで) 
休  診   水・日曜の午後  祝日  第3日曜   臨時休業あり        

a:20 t:1 y:0

院長 吉良 淳
はり師・きゅう師(国家資格)
漢方鍼灸臨床研究会認定漢方鍼灸医
日本刺絡学会認定鍼灸師
FTPピラティス認定ベーシック・トレーナー  
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